発達障害で障害厚生年金3級を受けることが決定したケース
相談者
性別:女性
年齢層:20代(申請時25歳)
職業:IT企業のシステムエンジニア(当時)
傷病名:広汎性発達障害・注意欠如多動症(ADHD)
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金3級(認定日請求)
年間受給額:令和7年度の3級支給相当額
相談時の状況
相談者は公立大学を卒業後、大手IT企業に就職しました。しかし、職場の指示が口頭中心であることや、業務中の曖昧な指示(例:「あれやっといて」など)に対応できず、強いストレスと不安を感じるようになります。体調も悪化し、吐き気や胃痛、頭痛などが続き、仕事を継続するのが困難な状況に。医療機関を受診した結果、最初は「統合失調症」と診断されましたが、治療を進める中で発達障害の特性が明らかとなり、再検査を経て最終的に「発達障害(広汎性発達障害・ADHD)」の診断を受けました。
その後、地元へ帰省し療養生活に入りましたが、就労だけでなく、日常生活全般にも支障が出ており、身の回りのことも母親の援助がないと難しい状態が続いていました。将来への不安や経済的な心配から、障害年金の申請を決意されました。
相談から請求までのサポート
当初は統合失調症で治療を受けていたため、発達障害として障害年金を申請する際には、医師に再評価と診断書の作成を依頼する必要がありました。医師との面談では、これまでの治療経緯と日常生活の困難さを丁寧に伝えることにより、発達障害に基づく症状の具体的な記載をしていただくことができました。
初診日証明についても、複数の医療機関を受診していた経緯があったため、正確な初診日を特定し、書類を整えるのに注意を要しました。また、病歴・就労状況等申立書には、改めて0歳からの生活症状をヒヤリングして作成し、就職後の職場環境への適応困難、パニック発作、日常生活への支障などを時系列で詳しく記載しました。特に、「母の助けがないと掃除・買い物ができない」「突然の予定変更で混乱する」など、生活面での困難をしっかり伝えることに力を入れました。
結果
申請の結果、発達障害による障害厚生年金3級(認定日請求)が認定され、受給が決定しました。相談者は現在、実家で母親と妹の支援を受けながら療養を続けており、週1回のデイケアに通うなど、少しずつ社会復帰に向けて歩みを進めています。障害年金の受給により、経済的な負担が軽減されたことで、安心して治療に専念できる環境が整いました。
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●年金事務所に行っても「少し難しい」と言われたので、諦めかけている。方法はないか?
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特にその中でもお客様が受給できる可能性のある年金に関して丁寧にアドバイス・代行申請させていただきます。
なお、当センターでは体調がよろしくない方のために出張無料相談も実施しております。お気軽にお問い合わせ下さい。
責任を持ったお答えのためには信頼関係が必要です。
下記の項目を最初にお聞きいたしますのでご用意いただけますよう、お願いいたします。
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【必須項目】
①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所
【ご自身でわかる場合】
⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名)
相談の流れ
1 ヒアリングをしっかりとさせていただきます。

無料相談では、当事務所の障害年金相談員がお客様のお話を約30分~1時間かけて、しっかりとお伺いさせていただきます。
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