多発性腎嚢胞で障害厚生年金2級が決定、年間約204万円決定した事例

相談者:男性(40代)
傷病名:慢性腎不全 
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金2級  
年金額:約204万円

相談時の状況

 ご本人様よりお電話でご相談いただき、後日、相談者、最寄りの喫茶室にて面談いたしました。発症は9年程前で、会社の健康診断で血圧が高いとの指摘を受け血圧の治療は受けていました。3年後転勤になり会社健康診断にて再度高血圧を指摘され病院を受診したところ、腎機能障害(多発性腎嚢胞)を指摘され腎臓の治療を開始しました。

 その後、多発性腎嚢胞、高血圧治療を継続して、特に、平成27年、多発性腎嚢胞が難病に指定され特定医療費が支給されたことより専門薬使用及び血液検査にてクレアチニン、eGFR数値にての医師指導を受けながら治療をしてきましたが、症状は改善せず、シャント作成より1年半前に人工透析に至りました。

相談から請求までのサポート

 腎不全の方は、病歴が長いことが多く、初診証明が最大の難関です。丁寧なヒアリングと諦めない姿勢で、当時の状況確認をすることが大切です。病院への確認や手続きを進めていく上でご本人が思い出して下さったり経過を確認いたしましたが、高血圧と多発性腎嚢胞は因果関係があり、当時医院に受診状況の資料を確認いたしましたがカルテは残っていませんでした。ご本人に了解を得て、現在治療中の病院にてカルテ開示を行い、当時の紹介状の写しがあり、初診証明書とすることが出来て申請認定に至りました。

結果

 障害厚生年金2級の受給が決定し、次回の更新月までに3年の受給が決定しました。

 人工透析の方は、週に3回、半日ほどの治療を余儀なくされます。そのような環境では、働き続けることはなかなか困難ですが、職場のご理解を頂き、18時からの人工透析を受けながら、治療と就労に頑張っておられます。一時は諦めていた障害年金の受給により、大変感謝されました。

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無料相談では、当事務所の障害年金相談員がお客様のお話を約30分~1時間かけて、しっかりとお伺いさせていただきます。

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障害年金については、申請書の書き方一つでもらえる受給額が大きく変わったり、もらえなかったりするケースが多くあります。

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