慢性腎不全で障害基礎年金2級を受給、治療歴の長さと初診日特定の壁を乗り越えたケース

相談者

 

    • 性別:女性
    • 年齢層:60歳
    • 職業:就労困難
    • 傷病名:慢性腎不全(末期腎不全)、糖尿病腎症
    • 決定した年金の種類と等級:障害基礎年金2級(事後重症)
    • 相談時の状況

      相談者は長年にわたりアルコール肝炎の治療歴があり、慢性的な体調不良を抱えながら生活されていました。令和4年頃から腎機能の低下が顕著になり、食欲不振や倦怠感、歩行困難などの症状が現れるようになります。その後、腎機能が急激に悪化し、定期的な点滴通院を経て、血液透析の導入が必要な状態に。週3回・1日4時間の透析治療を受けるようになり、日常生活の多くの場面で家族の援助を必要とする状態となりました。

      透析治療中は倦怠感やふらつきが強く、ほぼ臥床状態での生活を余儀なくされており、仕事への復帰は困難な状況でした。

相談から請求までのサポート

申請にあたり、特に困難だったのは「初診日」の特定でした。長年にわたるアルコール関連の肝疾患の治療歴があるため、年金機構側から「腎疾患とアルコール性疾患の因果関係」が問われる可能性が高く、細心の注意を払って進める必要がありました。

そのため、当事務所では申請者と何度もヒアリングを行い、腎機能障害が明確に現れた時点の医療記録を丁寧に掘り下げました。結果として、令和4年4月11日の通院記録をもとに「腎疾患としての初診日」を明確にし、受診状況等証明書の取得をサポート。

さらに、診断書の作成にあたっては、医師に対して日常生活の困難度(特に透析治療により生活が制限されている点)を具体的に記載していただくよう依頼し、就労困難な実態を医証として反映させました。

結果

審査の結果、「慢性腎不全による人工透析継続」の状態により、障害基礎年金2級(事後重症)として認定されました。
初診日を腎疾患に特化して立証できたことが、今回の申請において大きなポイントとなりました。

現在、相談者は引き続き透析治療を受けながら、ご家族の支援のもと、安心して生活を送られています。

 

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難解な制度を分かりやすく説明します。

 

 

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