乳癌による転移性脳腫瘍で障害厚生年金3級が認定されたケース
性別:女性
年齢層:50代
職業:無職(申請時)
家族構成:夫、子供1人
傷病名:乳癌(転移性脳腫瘍・肝転移・皮膚転移)
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金3級
年間受給額:約58万円(目安)
相談時の状況
相談者は、約10年前に右乳癌を患い、手術と抗がん剤治療を経て寛解していました。
その後も定期的な検査を受けながら、看護師として勤務を継続されていました。
しかし令和2年、左乳房にしこりを感じて受診したところ、再び乳癌と診断されました。
当初は左乳癌の新規発症と判断され、術前の化学療法、手術、術後の抗がん剤やホルモン療法を受けていましたが、病状は急速に進行。
肺や肝臓、リンパ節への転移に加え、脳への多発転移も確認され、完治が難しい状態と医師から説明を受けました。
抗がん剤や放射線治療に加えて、日常生活でも移動困難や倦怠感、認知機能の低下が見られ、自宅療養を余儀なくされていました。
相談から請求までのサポート
初診日が国民年金加入時だったため、障害基礎年金の対象になると考えられていましたが、過去の治療から約11年もの期間が空いており、社会的治癒が成立する可能性がありました。
当事務所ではこの点に着目し、詳細な病歴と治療歴、社会的治癒の期間に関する資料を精査。
結果として、再発後の初診日を厚生年金加入中と認定してもらえるよう、医師の意見書や証拠資料を整えて申請を行いました。
診断書については、再発による身体的・精神的な症状や、家族の支援なしでは生活が困難な状況を明確に記載していただけるよう医師と綿密に連携。
また、「病歴・就労状況等申立書」では、初診から現在までの経過や治療内容、日常生活での支障を具体的に記録し、審査側が実態を理解しやすいよう工夫しました。
結果
申請の結果、社会的治癒の成立が認められ、厚生年金加入期間中の再発を初診日とする障害厚生年金3級が決定されました。
これにより年間約58万円の年金受給が可能となり、相談者は経済的な支えを得ながら、安心して療養生活を送ることができています。
現在は治療を継続しながら、ご家族のサポートのもとで生活を送られています。
無料相談会のご案内
相談会では、以下のようなお悩み・ご質問にお答えしております
●障害年金をもらうための必要書類は何か?
●障害年金をもらいたいが、自分はもらえるのか?
●医者に「診断書の取得が難しい」と言われたが、どうにかならないか・・・?
●年金事務所に行っても「少し難しい」と言われたので、諦めかけている。方法はないか?
相談会予約の流れ
まずはお電話かメールで無料相談のご予約をしてください。
TEL : 0120-451-640
(TEL受付時間:8時~20時 年中無休)
または、メールでお問い合わせはこちらから
当事務所は、お客様の障害年金に関わるすべてのお悩みにお応えさせていただきます。
特にその中でもお客様が受給できる可能性のある年金に関して丁寧にアドバイス・代行申請させていただきます。
なお、当センターでは体調がよろしくない方のために出張無料相談も実施しております。お気軽にお問い合わせ下さい。
責任を持ったお答えのためには信頼関係が必要です。
下記の項目を最初にお聞きいたしますのでご用意いただけますよう、お願いいたします。
【必須項目】
①お名前、②生年月日(年齢)、③電話番号、④住所
【ご自身でわかる場合】
⑤初診日(医療機関に初めて受診した日)、⑥加入年金制度の種類と加入状況、⑦傷病名(診断傷病名)
相談の流れ
1 ヒアリングをしっかりとさせていただきます。
無料相談では、当事務所の障害年金相談員がお客様のお話を約30分~1時間かけて、しっかりとお伺いさせていただきます。
2 障害年金のアドバイスをさせていただきます。
難解な制度を分かりやすく説明します。
ヒアリング面談の予約から、年金受取、成功報酬支払までの全体の流れは、こちらへ