言語機能障害にて障害厚生年金2級を受給中の方にて障害年金に関するご相談がありました。

面談時の状況 

言語機能障害にて障害厚生年金2級を受給中の方より、HPのメールにて腰椎分離すべり症にて等級併合のご相談がありました。

社労士によるアドバイス

15年前に診断され、腰痛と原因不明の膝から下部への腫れと痛みに症状をお知らせ頂きました。

腰椎(腰部の背骨)は、椎骨という骨と椎間板という軟骨が積み重なってできていて、椎骨の背中側には「椎弓」と呼ばれる突き出した部分があり、「椎間関節」という関節で上下につながって椎骨を支えています。激しい運動などで腰椎に負荷がかかると、椎間関節にヒビが入ったり、骨折して前後に離れてしまうことがあります。この状態を腰椎分離症といいます。また、分離したことで椎骨が前の方にズレてしまうことがあり、この状態を腰椎分離すべり症といいます。 腰椎分離症の状態を放置しておくと、10~20%の割合で分離すべり症に進んでしまうといわれます。骨折が椎弓の片側だけならあまり問題はありませんが、両側に起こるとすべりやすくなります。

 「腰椎分離症」と「腰椎分離すべり症」は同時に起こることも多く、症状の特徴や傾向もほとんど同じです。腰椎分離症・すべり症を放っておくと、骨の変形による影響で、「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」を発症することがあります(合併症)。するとこれらの病気でみられる「足の痛みやしびれ」「足のもつれ、脱力感、筋力低下」「痛みやしびれで一度に長く歩けない(間欠性跛行)」などの症状が現れることがあります。 特に中年以上の腰椎分離すべり症は、老化による脊柱管の変形と、椎骨が前に出ることによる脊柱管の狭まりで「腰部脊柱管狭窄症」を合併しやすくなります。

この度は、メールにてのお知らせで電話の明記がなく、とにかく、担当医師にご相談をお勧めして診察、計測して頂ける様の進言を致しましたが 返信がありませんでした。弊所のHPメールの相談欄には電話の記載もお願いしています。詳細は電話、面談になりますので電話番号をお知らせ頂けますと有り難いです。

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